新型コロナウイルス感染が教えてくれたこと

生き方

 

昨日、保健所長から届いた書類

「就業制限通知書」と「就業制限解除通知書」

 

実は私、新型コロナウイルスに感染し、自宅療養をしていました。

今は体調も普段通りに戻り、元気に毎日を過ごしています。

今回の件を通して感じたことを書いておこうと思います。

 

感染を100%防ぐことはできない

 

どうも新年初回の授業で感染したようです。

教室の窓は開けて、加湿器で湿度を保ち、もちろん学生も私もマスクをつけての授業。

2回のワクチン接種も済ませていました。

翌日、クラスの学生が高熱を出しPCR検査の結果待ちの状態だという連絡が入りました。

その翌日、2回目の授業。特に体調に異変を感じることもなかったこともあり、通常通り対面授業を行いました。

結果としてこの時点で私は感染していたということです。

翌朝、高熱が出て受診、PCR検査を受け、その翌日陽性との連絡がありました。

私が2回目の授業をしたことで、クラスの学生に感染を広げてしまっていたのではないかという申し訳なさで一時はかなり落ち込みました。

症状自体は2日間の高熱と胃のあたりの不快感が数日続いたくらいの軽症でした。

医師の話によると胃の不快感の原因はストレスだろうとのことです。

その後、学校は素早い対応でオンライン授業に切り替わりましたが、それでも少なくない数の感染者が出たようです。

慣れない留学先で療養生活を送った学生は、体の辛さはもちろん不安でいっぱいだったと思います。

また、感染していない学生もアルバイトができなくなったり、外出が制限されたりとストレスの多い日々を送っていたことでしょう。

 

夫の気持ち

 

私は症状も軽く、自宅で夫に食事等の面倒も見てもらえたのでありがたかったです。

ただ、その分、夫に感染させてしまうのではないかとヒヤヒヤしながらの療養生活ではありました。

夫は昨年の10月から個人タクシーを開業し、コロナ禍の中、奮闘しながらもようやく軌道に乗り始めていたところでした。

そんな時に自宅待機をせざるを得ない状態になってしまい、悔しさでいっぱいだったと思います。

そんな中、私の食事の面倒、掃除、洗濯、除菌…

「元気になることを第一に考えて」と言ってくれた夫に感謝です。

 

体調の変化に敏感になることの大切さ

 

日々、変化する体調。自分自身のことなのにその把握を疎かにしてしまいがち。

でも、小さな変化に早く気づき、早め早めに対処をしていかなければなりませんね。

自分の体を守るのは自分の責任です。一人一人が自分の体を守ることで、それが周囲の人を守ることに繋がっていきます。

毎日の食事・睡眠・運動…

日々の一つ一つの積み重ねが自分の体を作り、当たり前の生活を送るための土台になっていることを今回の件で痛感しました。

感染拡大が一日も早く収束しますように。

 

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